伝統の技術を今どきのスタイルで、幅広い人に受け入れられる和菓子店

地元一宮市の皆様に愛される和菓子屋を目指し 、3代目のオーナー様からご依頼を頂きました。当初10坪程度の店舗を建築する予定でしたが、土地を変更し、工場・倉庫・事務所付店舗となりました。素材にこだわった商品づくりをされるオーナー様らしく店内の内装材にも本物をとりいれたいとのご要望で、材木屋まで無垢の板を選びに行き実際に木の表情を確かめて一点一点選定されました。

店舗部分は10坪程ですが、こだわりの和菓子を引き立てる為、素材・バランスにこだわりました。
栃の皮付一枚板の陳列台、伝統的な組子技術で作られた麻の葉柄の間接照明、麻の葉のラインが浮かぶタイル貼りなど、シンプルだからこそ質の良さが感じられるものをセレクトしています。また、高齢のお客様が多いことを想定して、商品が見やすい陳列台の高さにもこだわりました。可動式のカバン置きも臨機応変に対応できる優しい設計になっています。